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L・E・M のデータ


【データ1】

タイトル

マクロファージを活性化

試験方法

ラット10匹を5匹ずつの2グループに分けて、一方のグループにはシイタケ菌糸体エキスを与え、もう一方には与えず7日間飼育します。その後、各グループのラットからマクロファージを採取し、ビーズを加えて培養します。
培養した結果、異物であるビーズを貪食したマクロファージの数とビーズの数を数えて、異物に対する攻撃性の活性化を確認しました。

結果

シイタケ菌糸体エキスを与えたグループのマクロファージは、与えなかったグループのマクロファージよりビーズをたくさん貪食していたことから、シイタケ菌糸体エキスがマクロファージの異物攻撃性を活性化させたことが分かりました。この結果からシイタケ菌糸体エキスが免疫力を高めたことが分かります。
※マクロファージとは、貪食細胞とも呼ばれるものでガン細胞などの異物を攻撃・処理していく働きがある免疫機構の要となる細胞です。

出典

第4回生活習慣病対策研究会

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【データ2】

タイトル

腫瘍細胞の増殖を抑える

試験方法

マウス40匹を20匹ずつ2グループに分けて、一方のグループにはシイタケ菌糸体エキスを与え、もう一方には与えず1週間飼育します。その後、各グループのラットに腫瘍細胞を接種してから、同じ環境で飼育を続けます。
そして、腫瘍細胞接種から2週間後と4週間後に腫瘍の重さを図りました。

結果

2週間後では大きな差は見られませんでしたが、4週間後にはシイタケ菌糸体エキスを与えたグループの方が腫瘍が小さく成長が抑えられていました。腫瘍増殖抑制率は75%です。この結果からシイタケ菌糸体エキスに抗腫瘍作用があることが分かります。

出典

第4回生活習慣行対策研究会

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【データ3】

タイトル

γδT細胞を増加させて腫瘍細胞を攻撃し、破壊する

試験方法

生後6ヶ月になると乳ガンを自然発症するマウスを生後5ヶ月目の時に2つのグループに分けて、一方のグループにはシイタケ菌糸体エキスを与え、もう一方には与えず1ヶ月間飼育します。そして6ヶ月目に乳ガンが発症した後、2つのグループのガン細胞を染色して検査しました。(染色するとγδT細胞がピンク色、腫瘍細胞が紫色に染まります。)

結果

シイタケ菌糸体エキスを与えなかったグループの腫瘍細胞は、整然と腫瘍細胞が並んでいますが、シイタケ菌糸体エキスを与えたグループの腫瘍細胞には、γδT細胞が多く見られると共にγδT細胞が腫瘍細胞を攻撃したため一部が破壊されて空洞が目立ちます。この結果からシイタケ菌糸体エキスにはγδT細胞を増加させ、腫瘍細胞を攻撃・破壊させる作用があることが分かります。
※γδT細胞(ガンマデルタT細胞)は、免疫力の高いT細胞の一種で抗腫瘍作用を持っています。

出典

第4回生活習慣病対策研究会

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【データ4】

タイトル

肺への腫瘍の転移を抑える

試験方法

マウス24匹を8匹ずつの3グループに分けて、シイタケ菌糸体エキスを与えるグループ、抗ガン剤を投与するグループ、何もしないグループとします。
そして、腫瘍細胞を摂取する2週間前からシイタケ菌糸体エキスを与え、抗ガン剤を投与します。何もしないグループは、そのままです。
そして全てのグループに腫瘍細胞を接種して2週間後に腫瘍の肺への転移数、体重、脾臓の重さを量りました。

結果

シイタケ菌糸体エキスを与えたグループの肺へは、他のグループよりも転移している腫瘍の数が少ないことが分かりました。また抗ガン剤の投与は、体重の減少や他の臓器へのダメージなどの副作用が心配されますが、シイタケ菌糸体エキスにはそのような副作用が一切見られませんでした。この結果からシイタケ菌糸体エキスには肺への腫瘍の転移を抑える作用があることが分かります。

出典

Biotherapy Vol.17(2003)

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【データ5】

タイトル

LAK活性を上昇させ、腫瘍細胞への攻撃性や抵抗力を高める

試験方法

ガンを治療中の方5名と健康な成人の方5名、合計10名にシイタケ菌糸体エキスを6ヶ月間毎日連続して飲用していただきました。飲用量は2週間目までは1日3,000mg、それ以降は1日1,800㎎です。全員の通常LAK活性と誘導LAK活性を飲用スタート時と6ヵ月後に測定しています。

  • 通常LAK活性:血液が本来持っているガン細胞への攻撃力を示します。
  • 誘導LAK活性:リンパ球の活動を調節する刺激伝達物質であるIL(インター
    ロイキン)-2によって血液が最も活性化された時のガン細胞へ
    の攻撃力を示します。

結果

LAK活性が高いほど、ガン細胞への攻撃力や抵抗力が上がりますが、ガンを治療中の方のLAK活性は健康な成人の平均値(黄色い部分)より大幅に低くなっています。これは、抗ガン剤による化学療法を受けることによって受けた影響のためです。
しかし、シイタケ菌糸体エキスを6ヶ月飲用した結果、健康な成人の平均値には及びませんがガンを治療中の方の1.5~3倍にLAK活性が高くなっています。
併せて、この試験中にガンを治療中の方の化学療法による副作用(吐き気など)が軽減されたとの報告もありました。この結果から、シイタケ菌糸体エキスにはLAK活性を高くすると共にガンに対する化学療法の副作用を軽減する作用があることが分かります。

出典

第3回生活習慣病対策研究会

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【データ6】

タイトル

γδT細胞を増加させ、抗腫瘍作用を高める

試験方法

肺ガンの治療で化学療法を受けている11名の方のうち6名にはシイタケ菌糸体エキスを3ヶ月間毎日連続して飲用していただき、残りの5名は飲用しないという方法で行いました。飲用量は2週間目までは1日3,000mg、それ以降は1日1,800㎎です。γδT細胞の数値は、定期的に測定しました。

結果

抗ガン剤の治療を受けるとγδT細胞は減少しやすくなります。シイタケ菌糸体エキスを飲用した方もしない方もγδT細胞が低下しているのは化学療法の影響です。しかし、約4週間目頃からシイタケ菌糸体エキスを飲用している方のγδT細胞が増えてきています。この結果からシイタケ菌糸体エキスは、継続して飲用することで抗腫瘍作用をもつγδT細胞を増やす作用を示すことが分かります。
※γδT細胞(ガンマデルタT細胞)は、免疫力の高いT細胞の一種で抗腫瘍作用を持っています。

出典

第3回生活習慣病対策研究会

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【データ7】

タイトル

肝障害が改善し、GOT、GPT、γ-GPTの数値が低下

試験方法

36名のアルコール性肝障害、薬剤性肝障害などの方々は、27名にシイタケ菌糸体エキスを飲用していただき、残りの9名は飲用しないというグループに分けました。そして慢性ウイルス性肝炎(B型およびC型)の方は、8名には全員にシイタケ菌糸体エキスを飲用していただきました。シイタケ菌糸体エキスを飲用していただいた方の飲用量は、1日1,800mgです。

結果

全員のGOT、GPT、γ-GPTの数値を定期的に測定した結果、シイタケ菌糸体エキスを飲用していただいた方々は測定した数値が飲用前より低下して肝臓の障害が改善しています。一方、飲用していない方々は、4週目~8週目にかけて測定した数値が上昇してしまっています。併せて、飲用していただいた方々の多くから肝障害独特の不快な自覚症状が著しく改善されたとの報告がされています。この結果からシイタケ菌糸体エキスは、肝障害を改善すると共に不快な自覚症状も軽減する作用があることが分かります。

出典

大阪外国語大学 保健管理センター 梶本修身ら

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【データ8】

タイトル

薬剤による肝機能の低下を解消し、GOT、GPTが正常値に

試験方法

肺結核で化学療法を受けている方が、肺結核治療薬の投与を始めて21日目からシイタケ菌糸体エキスを1ヶ月間毎日連続して飲用していただきました。飲用量は、1日1,200㎎です。GOT、GPTは定期的に測定しています。

結果

肝細胞が侵されて肝障害が起こると血中のGOT、GPTが高くなりますが、この方の場合は肺結核治療薬の投与を始めてからGOT、GPT共に上昇傾向にありました。肺結核治療薬の投与を始めて21日目からシイタケ菌糸体エキスを飲用いただいたところGOT、GPTの数値が下がり始めて、約1ヵ月後には正常値に戻りました。この結果からシイタケ菌糸体は、肝障害を改善する作用があることが分かります。

出典

Progress in Medicine VOl.19 129-134, 1999.8

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【データ9】

タイトル

シイタケ菌糸体エキスは、極めて安全な食品

試験方法

単回経口投与毒性試験:メスとオスのラットを各10匹ずつ2つのグループに分けました。シイタケ菌糸体エキスを投与するグループは、高容量1,000ml/㎏、低用量500ml/㎏とし、投与しないグループには、注射用水を投与し、ラットへの毒性を観察しました。
28日間反復経口投与毒性試験:メスとオスのラットを各5匹ずつ2つのグループに分けました。シイタケ菌糸体エキスを投与するグループは、高容量1,000ml/㎏、低用量500ml/㎏とし、投与しないグループには、注射用水をそれぞれ28日間反復して経口投与し、ラットの毒性を観察しました。
染色体異常試験:チャイニーズハムスター肺由来の線維芽細胞を使用して、連続処理法と短時間処理法を実施し、シイタケ菌糸体エキスの染色体異常誘発性の有無を検討しました。
※これらの試験方法は、医薬品ガイドラインに準拠した安全性試験(GLP)で用いられるものです。

結果

単回経口投与・28日間反復経口投与いずれの試験でも、それぞれの群に異常及び死亡は認められず毒性がないという結果でした。
また染色体異常試験では、連続処理法と短時間処理法のそれぞれの場合で異常細胞の出現率は陰性を示し、シイタケ菌糸体エキスにおける染色体異常誘発性はありませんでした。この結果から、シイタケ菌糸体エキスは極めて毒性が低く、染色体の異常も誘発しないということが分かります。

出典

応用薬理:62(1),1-3,2002[特載]  62(1),5-12,2002[特載]  62(1),13-18,2002[特載]

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